今熱い。
そんな漫画を今日はご紹介。
と、言っても、まぁ。一人で勝手にしゃべるだけですけどね笑
2013/02/26
2013/02/24
2013/02/20
2013/02/19
2013/02/16
自由席その1
私が死んだ日、はじめて自分を知った。
可愛らしくショートに切り揃えられた髪の毛をふんわりと肩に乗せ、少女は赤リボンの黒いセーラー服を、くるりと廻り、なびかせた。目尻は垂れ下がり、ほんのりと紅色の唇はにこりともしない。彼女は椿の花に似ている。
ため息混じりのモノルージュ(もといモノローグ)を再度語り始めた。
知った自分が、今までは知ってた自分じゃなくてがっかりだったけど、本当の自分を知れて良かった。
少女は外にいるにも関わらず、雨にも濡れず、くる、くる、と廻っている。廻っている。廻っている。
少女は白黒の家の前にいる。平屋で大きく、だが門あとは庭に咲き誇る椿以外は白黒だ。だから白黒の家なのだが。
少女は廻るのをピタリとやめて、くるりと、と門内の人を見渡した。
一人、二人・・・あぁ、あの子は知らないなぁ
などと口を、ぱくぱく、とまるで喋っているかのように、動かす。細い喉は振動もせず、只々、唇の振り子のように。
すると、少女の前で見知った女が泣き出した。
ぁ、
声を上げたように、見上げる。真ん丸な瞳が、うるうる、と水気を含む。零れそうな水滴を留めるため、少女は口と目を両手で大きく塞いだ。
肩を上下に大きく震わせ、脚から力が抜けていき、崩れて叫ぶ。
只、声は出ず、只々、空虚へと消える。
せんせい、せんせい、おかあさん、「おかあさん、!」
はっ、少女は気が付いた。
ガタンガタ、身体を左右に揺らす車体は少し斜めに感じられた。外は夕方なのだろう。朱く燃え上がった日背後から暖かく、寝るのには心地がよい。乗車しているのは自分だけなのだろう。他の客は居ないみたいだ。
電車に乗っている。
だが、少女は、
いつから乗り始めた?
いつからここにいた?
いつから存在していた?
「こんばんわ、なにかお困りですか?」
新品の蒼い制服が際立って似合わない、愛想の良い青年が少年に声をかけた。右手には金属製の判子押し。左手は少女に差し出している。
返しの挨拶も送る前に青年は早々と仕事に励んだ。
「切符はちゃんとありますか?」
話の切り方が下手だった。
可愛らしくショートに切り揃えられた髪の毛をふんわりと肩に乗せ、少女は赤リボンの黒いセーラー服を、くるりと廻り、なびかせた。目尻は垂れ下がり、ほんのりと紅色の唇はにこりともしない。彼女は椿の花に似ている。
ため息混じりのモノルージュ(もといモノローグ)を再度語り始めた。
知った自分が、今までは知ってた自分じゃなくてがっかりだったけど、本当の自分を知れて良かった。
少女は外にいるにも関わらず、雨にも濡れず、くる、くる、と廻っている。廻っている。廻っている。
少女は白黒の家の前にいる。平屋で大きく、だが門あとは庭に咲き誇る椿以外は白黒だ。だから白黒の家なのだが。
少女は廻るのをピタリとやめて、くるりと、と門内の人を見渡した。
一人、二人・・・あぁ、あの子は知らないなぁ
などと口を、ぱくぱく、とまるで喋っているかのように、動かす。細い喉は振動もせず、只々、唇の振り子のように。
すると、少女の前で見知った女が泣き出した。
ぁ、
声を上げたように、見上げる。真ん丸な瞳が、うるうる、と水気を含む。零れそうな水滴を留めるため、少女は口と目を両手で大きく塞いだ。
肩を上下に大きく震わせ、脚から力が抜けていき、崩れて叫ぶ。
只、声は出ず、只々、空虚へと消える。
せんせい、せんせい、おかあさん、「おかあさん、!」
はっ、少女は気が付いた。
ガタンガタ、身体を左右に揺らす車体は少し斜めに感じられた。外は夕方なのだろう。朱く燃え上がった日背後から暖かく、寝るのには心地がよい。乗車しているのは自分だけなのだろう。他の客は居ないみたいだ。
電車に乗っている。
だが、少女は、
いつから乗り始めた?
いつからここにいた?
いつから存在していた?
「こんばんわ、なにかお困りですか?」
新品の蒼い制服が際立って似合わない、愛想の良い青年が少年に声をかけた。右手には金属製の判子押し。左手は少女に差し出している。
返しの挨拶も送る前に青年は早々と仕事に励んだ。
「切符はちゃんとありますか?」
話の切り方が下手だった。
2013/02/15
2013/02/14
2013/02/11
おぉ・・・
初めての縦列駐車・・・
恐かった。
はじめてジュラシックパーク観たときなみに恐かった。
万が一当たったら・・・
後ろのポールが・・・
あぁ、脱輪ぇ・・・
もう死ぬかと。
そして、何のシーズンなのか、何故か駐車練習場に車集りが・・・!
大型トラクターからシャベルカー、普通車やバイクが、もう・・・
ピーピーピーピーピーピーピーピーピー
って一斉にバックするんですよ。恐かったつーか、これに関しては最早驚きと感動と冷めが入ってきます。
凄かった・・・
あと、背が低いもんで先生が
「やっぱりバックって言うのはさ、体格によってやり方が違うんだよね。あなた小さいでしょう?だからバックが難しくてたまらないんだよ。だけど何回も何回もやっていく内に慣れてくるから、いつかは気持ちよく入れることができるはず!がんばれ!」
的なことを言われたんですが・・・
正直バックって単語しか耳に届いてないから、エロい話しに聞こえてしまうwwwww
ごめんなさいwwwwww
あー
部屋戻ったら純ロマみよ。
いま丁度9話のはじまり辺りを見直してる・・・
のあき×ひろさん、大好き。
天然タラシがツンデレの言葉に嫉妬とか、もう、ニヤニヤが止まらんぬ!!!!!
恐かった。
はじめてジュラシックパーク観たときなみに恐かった。
万が一当たったら・・・
後ろのポールが・・・
あぁ、脱輪ぇ・・・
もう死ぬかと。
そして、何のシーズンなのか、何故か駐車練習場に車集りが・・・!
大型トラクターからシャベルカー、普通車やバイクが、もう・・・
ピーピーピーピーピーピーピーピーピー
って一斉にバックするんですよ。恐かったつーか、これに関しては最早驚きと感動と冷めが入ってきます。
凄かった・・・
あと、背が低いもんで先生が
「やっぱりバックって言うのはさ、体格によってやり方が違うんだよね。あなた小さいでしょう?だからバックが難しくてたまらないんだよ。だけど何回も何回もやっていく内に慣れてくるから、いつかは気持ちよく入れることができるはず!がんばれ!」
的なことを言われたんですが・・・
正直バックって単語しか耳に届いてないから、エロい話しに聞こえてしまうwwwww
ごめんなさいwwwwww
あー
部屋戻ったら純ロマみよ。
いま丁度9話のはじまり辺りを見直してる・・・
のあき×ひろさん、大好き。
天然タラシがツンデレの言葉に嫉妬とか、もう、ニヤニヤが止まらんぬ!!!!!
2013/02/10
2013/02/09
ふひー
暇なので。考えてみた。
短編のネタなんだが、死後の世界の話し。
死んだらみんな幽霊になって、埋葬されるときに硬貨とか容れられるじゃないですか。
10円、20円、1万円w
まぁ、金額は様々なんですが、その金額の有無や多さに関係なく、切符が買われるんですよ。
電車の。
しかもワンマンw
三途の川のパクリみたいな。
で、その電車は、一回の運転につき、4回停車するんです。
まず、自分を乗せに来るんです。
次に、地獄に人を降ろして、地獄から人を運ぶんです。
で、次は煉獄に行くんです。煉獄に人を降ろしたり、煉獄から人を乗せたりするんです。
最後に、天国に行くんです。煉獄から降ろしたり。だけど、その逆はないんですよ。
天国にいったら終わり。
そこからは楽園しかないんです。
地獄や煉獄から来る人はその区内のボスから上に行ける切符と判子をそれに押されます。持ってない人は乗り込むことすらできない。可哀想w
煉獄も似た感じなんですが、煉獄はそこからは二つの道に開けてるんです。
1、天国。
2、生まれ変わって世に戻る。
で、ここで来るのがヒロイン。
彼女は電車事故で亡くなってます。16歳で、最後の言葉が「ごりかわ」。座右の銘は「三食昼寝付」。得意な科目は理科。
で、ヒロインの乗った電車の車掌さんがすごい人。
むしろこっちが書きたかった。
ラブロマンスっつーよりも、ラブコメホラ的なwwwwww
こんな話が書きたいです。
むしろネームはできてるんで紙とペンが欲しいです。
短編のネタなんだが、死後の世界の話し。
死んだらみんな幽霊になって、埋葬されるときに硬貨とか容れられるじゃないですか。
10円、20円、1万円w
まぁ、金額は様々なんですが、その金額の有無や多さに関係なく、切符が買われるんですよ。
電車の。
しかもワンマンw
三途の川のパクリみたいな。
で、その電車は、一回の運転につき、4回停車するんです。
まず、自分を乗せに来るんです。
次に、地獄に人を降ろして、地獄から人を運ぶんです。
で、次は煉獄に行くんです。煉獄に人を降ろしたり、煉獄から人を乗せたりするんです。
最後に、天国に行くんです。煉獄から降ろしたり。だけど、その逆はないんですよ。
天国にいったら終わり。
そこからは楽園しかないんです。
地獄や煉獄から来る人はその区内のボスから上に行ける切符と判子をそれに押されます。持ってない人は乗り込むことすらできない。可哀想w
煉獄も似た感じなんですが、煉獄はそこからは二つの道に開けてるんです。
1、天国。
2、生まれ変わって世に戻る。
で、ここで来るのがヒロイン。
彼女は電車事故で亡くなってます。16歳で、最後の言葉が「ごりかわ」。座右の銘は「三食昼寝付」。得意な科目は理科。
で、ヒロインの乗った電車の車掌さんがすごい人。
むしろこっちが書きたかった。
ラブロマンスっつーよりも、ラブコメホラ的なwwwwww
こんな話が書きたいです。
むしろネームはできてるんで紙とペンが欲しいです。
2013/02/08
2013/02/07
2013/02/03
2013/02/02
2013/02/01
衛宮切嗣の成功6
「まったく、士郎はすごいなぁ〜」
「・・・爺さん。ごはん、口端に付いてる。」
「まったく、切嗣はこどもね〜!」
「・・・イリヤ。お前も付いてるぞ。」
何気ない朝ごはん。献立は味噌汁とごはんと藤村家から貰った漬物にジャガイモな煮物とだし巻き玉子。
適当な味付けの上、味見もしていない。勘と慣れからくる味付けの感覚。
「ちゃんと噛めよ、二人とも。」
「「はぁーい」」
意気投合の域を越えて二人はとんでもないシンクロ率で茶碗の中を流し込む。
「・・・」
士郎にとっては愉快であり、同時に歯痒い光景だ。何故なら、少年の瞳は養父の隣に座る小さな少女に向けられている。イリヤ。真っ白い兄妹。
渇れた喉からはもう喘ぎ声さえ絞り出せない。目は赤く充血し、血が滲み出ていた。それも気休めだったかのように、今では血さえも枯れ果て、目を囲むように黒いわっかの黒血が浮き出ている。両腕はだらりと動かず、背後できつく縛られているところは傷だらけだ。足も同様で、椅子に座らせられているにも関わらず、ぶらり、とだらしなく床に垂らした状態だ。生傷は痛々しく、汗が触れる度に焼けるような感覚に陥る。
はやく、
くはやく、
やくはやく、
はやくはやく、
思いながら両腕を解放させようともがく。ぎちぎち、と手首から血が漏れる。零れた血を指に付着させ、記憶にある数少ないルーンを椅子に刻む。破壊のルーンは座っていた椅子を腐らせるようにぼろぼろに崩した。急いで血に濡れた手首を確認する。
よし、
よし、まだある、
駆け出すために足の鎖も解いた。ざりざり、と音を発てながら金属は砕け落ちた。
はぁはぁ、
にげ、
にげださないと、
其処から走る。其所から逃げる。底から上がり、地上を夢みる。まるで蝉の幼虫のようにゆたゆたと地上を目指して歩く。
窓のない部屋は暑い。暑い暑い熱い熱熱熱熱だからドアを目指した。ドアの鍵穴には何も施されていないようだ。小さな光がこちらに手を差し伸ばすように覗いている。
いける。
逃げられる!
不安と恐怖が確信へと変わり、眼には涙が浮かんだ。溢れる嬉しさと明日への希望。
そうだ、帰ったら魔術師なんか辞めて普通の人間として生きていこう。妻も、息子たちも、皆連れて引っ越して、こんな人生なんか忘れて、忘れて、忘れて、今まで培ってきた魔術師としてのプライドも棄てて、
希望の扉が開いた。その顔を—
「お待たせしました、伯爵。」
—絶望へと変えながら。
「あぁ、随分と派手にやられましたね。」
絶望が部屋に入ってきた。仕立てられた黒いスーツ。新品の音をたてる革靴。
まるで影のような存在。
「なんだ、これは。」
絶望の後ろに誰かがたっている。深く被った帽子を少し上にあげてキョロキョロと丸い目で回りを見渡す。
「すいません。勝手に一人でここまでしてしまったみたいです。」
「まぁ良い。どうせ引き取ったあと、生きていられるかも分からない。」
「本当にすみません、」
絶望は申し訳なさそうに頭を下げた。
「良い。こいつはここで受け取ることにしたよ。金はいつもの方法で。」
「いやぁ、助かったよ!これで明日は帰れる。」
「・・・早く帰れ。」
「うん。」
そう言って絶望は後ろを向いて退室した。私に「ばいばい」と手を振るうように。
残った帽子の男は、ため息を吐きながら、それを取った。見えたのは青く疲れきった瞳、顔の傷。近づいてくるに連れて浮き上がってくる体格のよさ。暴力的に腕を拾われながらこう言われた。
「あの人に何した・・・あんなに怒らせて。ま、今から死ぬから良いか。」
そのあとはもう聞こえなかった。
意識が朦朧として、最後には—
「・・・爺さん。ごはん、口端に付いてる。」
「まったく、切嗣はこどもね〜!」
「・・・イリヤ。お前も付いてるぞ。」
何気ない朝ごはん。献立は味噌汁とごはんと藤村家から貰った漬物にジャガイモな煮物とだし巻き玉子。
適当な味付けの上、味見もしていない。勘と慣れからくる味付けの感覚。
「ちゃんと噛めよ、二人とも。」
「「はぁーい」」
意気投合の域を越えて二人はとんでもないシンクロ率で茶碗の中を流し込む。
「・・・」
士郎にとっては愉快であり、同時に歯痒い光景だ。何故なら、少年の瞳は養父の隣に座る小さな少女に向けられている。イリヤ。真っ白い兄妹。
渇れた喉からはもう喘ぎ声さえ絞り出せない。目は赤く充血し、血が滲み出ていた。それも気休めだったかのように、今では血さえも枯れ果て、目を囲むように黒いわっかの黒血が浮き出ている。両腕はだらりと動かず、背後できつく縛られているところは傷だらけだ。足も同様で、椅子に座らせられているにも関わらず、ぶらり、とだらしなく床に垂らした状態だ。生傷は痛々しく、汗が触れる度に焼けるような感覚に陥る。
はやく、
くはやく、
やくはやく、
はやくはやく、
思いながら両腕を解放させようともがく。ぎちぎち、と手首から血が漏れる。零れた血を指に付着させ、記憶にある数少ないルーンを椅子に刻む。破壊のルーンは座っていた椅子を腐らせるようにぼろぼろに崩した。急いで血に濡れた手首を確認する。
よし、
よし、まだある、
駆け出すために足の鎖も解いた。ざりざり、と音を発てながら金属は砕け落ちた。
はぁはぁ、
にげ、
にげださないと、
其処から走る。其所から逃げる。底から上がり、地上を夢みる。まるで蝉の幼虫のようにゆたゆたと地上を目指して歩く。
窓のない部屋は暑い。暑い暑い熱い熱熱熱熱だからドアを目指した。ドアの鍵穴には何も施されていないようだ。小さな光がこちらに手を差し伸ばすように覗いている。
いける。
逃げられる!
不安と恐怖が確信へと変わり、眼には涙が浮かんだ。溢れる嬉しさと明日への希望。
そうだ、帰ったら魔術師なんか辞めて普通の人間として生きていこう。妻も、息子たちも、皆連れて引っ越して、こんな人生なんか忘れて、忘れて、忘れて、今まで培ってきた魔術師としてのプライドも棄てて、
希望の扉が開いた。その顔を—
「お待たせしました、伯爵。」
—絶望へと変えながら。
「あぁ、随分と派手にやられましたね。」
絶望が部屋に入ってきた。仕立てられた黒いスーツ。新品の音をたてる革靴。
まるで影のような存在。
「なんだ、これは。」
絶望の後ろに誰かがたっている。深く被った帽子を少し上にあげてキョロキョロと丸い目で回りを見渡す。
「すいません。勝手に一人でここまでしてしまったみたいです。」
「まぁ良い。どうせ引き取ったあと、生きていられるかも分からない。」
「本当にすみません、」
絶望は申し訳なさそうに頭を下げた。
「良い。こいつはここで受け取ることにしたよ。金はいつもの方法で。」
「いやぁ、助かったよ!これで明日は帰れる。」
「・・・早く帰れ。」
「うん。」
そう言って絶望は後ろを向いて退室した。私に「ばいばい」と手を振るうように。
残った帽子の男は、ため息を吐きながら、それを取った。見えたのは青く疲れきった瞳、顔の傷。近づいてくるに連れて浮き上がってくる体格のよさ。暴力的に腕を拾われながらこう言われた。
「あの人に何した・・・あんなに怒らせて。ま、今から死ぬから良いか。」
そのあとはもう聞こえなかった。
意識が朦朧として、最後には—
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