初めて書いたのをちょっと書き足してみた。
ディオジョナ、R15
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「あ、ぁ・・・」
小さく息を漏らすジョジョに、ディオはねばつく様に舌を絡めた。
小刻みに震える手はディオの肩を掴み、シャツを引っ張る。本人的には無意識なのだろうが、この必死そうに掴みかかってくるジョジョが、ディオにとっては堪えられないほどクる。
そう。
クるのだ。
「ジョジョ・・・お前は、いつもこうやって・・・ ・・・るのか?」
「ぁへ?」
猛烈な性的行為の合間に交わされる会話がジョジョにとって唯一息を整えられるタイミングだ。
「だから・・・」
もごもごと何か言いにくそうなディオにいつもの(俺様的)覇気がない。
「・・・お前、授業終わったらこの頃さっさと何処かに行ってるみたいだが。ハッ!学業にはこのおれに勝てないことがわかって、フシダラな行為を、を、しているなっっ!」
の、大声で断定された。
ジョジョは自分の部屋にまで押し入ったこの義兄弟が何を言い出すのか。
ジョジョは理解できなかった。
「フシダラ・・・って、ただ一緒に遊んでるだけだし・・・てか君に言われる筋合いないし・・・」
ディオにバレた友人はことごとく(女子に至っては近づいてさえもこない程)縁を切られる。
「・・・おれは、知ってるぞ。 お前この頃ダニエルっていう奴と仲が良いらしいじゃあないか。」
バレた。
「た、ただのクラスメイトじゃあないか。君と、僕と。同じクラスメイトの・・・」
最新で唯一の友の存在がバレ、焦りを見せたジョジョの心のスキをディオは決して見逃さなかった。
「何がただのクラスメイトだ!・・・お前が居ると奴が不幸になる。わかっているだろう、ジョジョ?」
わかっている。
だが、
「僕が誰といようが、何をしようが、僕の勝手だ!」
だん!、としがみついていたディオの肩を突き飛ばした。
「お前は・・・まだわかっていないようだな!」
反撃にとディオはジョジョの肩を掴み、ベッドに押し付け、身動きができないように両腕の自由を奪った。
自らの片足をジョジョの股間に擦りながら、不敵な笑みを浮かべた。
「貴様に友人の決定権はない! 残念だが、お前の親友で兄弟はこのディオ、唯一人しか許さない。勿論恋人も、家族も・・・このおれが決めてやる・・・」
股間辺りにスリスリと擦られている感触にジョジョは悶えた。布越しに感じるこの痺れる感覚も、重ねられるキスのとろけるような甘さも、全部がジョジョの頭を白紙に仕上げていった。
口で乳首を煽られて、敏感な横腹を舌で這いずり回されて、ディオのぺニスを自分の股の間に擦られて、ジョジョは考えることは不可能、感じることしかできなくなった。
そして華やかなフィナーレ(笑)には、ディオはジョジョに勃起したぺニスを口にくわえさせ、射精直前にそれを解放し、顔面に命中させることを要求してきた。
そこでとろけたような精神は我に帰り、気を取り戻して、ジョジョは抗議した。
「い、いゃだっ」
「はぁ・・・ジョジョ・・・」
「んっ ぁって・・・っ!」
「ジョジョっ・・・!」
「・・・ん・・・ふぁ、」
嫌々ながらジョジョは手に取ったディオの固く太いぺニスを口にくわえた。
じわりと、苦い味が口内を循環してくる。
ディオはディオで気持ち良さそうだし、何故自分だけが奉仕しなければならないのか、と考えてしまう。
「・・・ジョ・・・ジョ・・・っ!」
ここで堪らずディオは口内で射精してしまった。溢れた液が口端から垂れる。
「仕方ない・・・少し違うが、これも屈辱的だな。フッ。 ちゃんと飲めよ、ジョジョォ。」
ディオはジョジョが吐き出さないように手で口を押さえた。後ろにはベッド。逃げられない。
ジョジョは吐き出したい気持ちで一杯だった。紳士を目指している者がする事ではない。ディオはジョジョの考えてることがわかるかの様に、フッ、と口を歪めた。
「何を物欲しそうな顔をしているんだ?」
すると空いているもう一手でジョジョのぺニスを掴み始めた。
抗議の声も上げられずに、喉から声をあげながら、やめろ、と叫ぶ。
「ん?嫌だと良いながらここは既にハッているぞ、ジョジョ?」
このいやしんぼめ、とでも言い出しそうな意地悪な顔で、ズボンの中の苦しそうなぺニスを上下にさすり始めた。
んーーーー!!!
自慰よりも恥ずかしく、強くやられる。ハッキリと感じるのは感覚が暴走しているからだけじゃなくて、ディオにされているから。
ジョジョはだんだん苦しくなっていった。
最早息は鼻の穴からだけでは足りなくなった。口。息を吸うには口を空かさなければならない。
しかし口の中にはー
「お前はこれも好きだったっけな?」
ディオは苦しむジョジョを楽しみながらぺニスの先っちょを人差し指でくりくりといじり始めた。数回したあとに、筋に沿って下へ指を撫ざした。
ん〜〜〜っっ!!
今すぐに吐き出したい。
塞がれた口を退かそうと、自由になった両手で剥がそうとする。
「おぉっと、こんなとこで手をどけても良いのかなぁ?どかした瞬間、お前の口からだらしなくこぼれ出るんだぜ? 服、汚しちまうぞ。」
そう言えば、最初の顔射が叶わなかった時点で、服は汚さないということになった。
ので、綺麗なまま外へ出たい。
悔しい。
「早く飲んじゃえよ、ジョジョ。」
口への圧迫感は更に強くなり、ぺニスをいじり回すディオの手は握力を上げてきた。
ぎゅっと掴まれた。
衝撃に喉が開いてしまい、
ごくん
「へぁ」
「飲んだな。いま、飲んだな、ジョジョ?」
「ぅぁ」
泣き出しそうなジョジョの顔。苦しそうに歪んだ眉毛。涙の溜まった瞳。開いて閉じない唇。
ディオは優しくおでこに自分のおでこを当てて、囁いた。
「泣くな。泣くんじゃあない、ジョジョ。 お前、立派な紳士になるんだろう?」
「ん」
「ほら、なら続きをするぞ。」
「それは嫌だ・・・」
「何でだ?もうここまでしたのに。」
「苦しいし、痛いけど、いま止めないと・・・」
首を横にぶんぶんと、涙目のまま振るう。
「ジョジョ・・・ ならこうしよう。おれがしたい。だからしょう。紳士とか、義兄弟とか忘れて。」
「え・・・ それって一番ダメじゃあ・・・ ぁっ」
激しくなってきた行為を止められなくなり、そのままベッドの中に埋もれるように感じあった。(エッチではないとジョジョが言い張った。)
翌日。
昨晩は最終的にしりの穴に入れるところまで行ったが、さすがに男は初めてだったからどこに入れるべきかわからなかった。
もたつきながらちゃんとした場所を探しあて、入れたが・・・解し足りなかったのか。ジョジョは予想以上に苦しんだ。
あそこまで苦しめるハズじゃ・・・あ・・・
朝、いま起き上がったら睨まれながら罵声を上げられるかもしれない。
「ん・・・」
ジョジョが起き上がった。
全身に妙な冷や汗を掻きながら、ジョジョに精一杯の暖かい、優しい挨拶をする。
「やぁ、おはよう、ジョジョ。」
「ディオ・・・ 死ねよ。」
「?!」
「ぼく、止めてって。止めようって言ったじゃないか。ぼくも入れられる方は初めてだし。それに内側から切れそうに痛いって。だから止めようって。言った。 まったく。君はいつも一人で勝手にやっちゃうし。しかも君、昨日は3回もイったけど、ぼくは1っ回しかイってないんだよ?」
くどくど、と長い反論の言葉を言われながらディオは考えた。
自分的にはどうでもいいが、朝食の席で不機嫌なジョジョをみたジョースター卿が何を聞くのかが目に見えてわかる。
「・・・けど、なんか、うん。相手が君だったけど、痛かったけど、良かったよ。」
はっ・・・。一瞬、何が起きたのかわからなかった。
「ぁ! あとダニエルはただの部活友達だし、君読書はあんまりスキじゃないでしよ?だからダニエルとは図書部で。」
「・・・・・・そうだったのか・・・。」
考えてみれば、ディオの知っている範囲で好意的にジョジョに近づくものはジョースターにしがみつきたいのか、ジョジョを介して自分に近づきたいのかだった。
考えれば簡単だった。
「そんなに、良かったか?」
ディオがフッと笑った。
「まぁ、ダニー(犬・雄・6歳)よりも人のこと聞かないけどね。」
犬と比べられた。
ジョジョはベッドから立ち上がり洋服を取ると、急いで顔を洗いに部屋の付属トイレに駆け込んだ。下の処理もあるのだろう。
ディオも立ち上がり、残った洋服を持ち上げた。白いシャツに青のリボンタイ。茶色のズボンに紫色のサスペンダー。・・・自分のではない。
改めてジョジョのことを考えて、それらを着た。
朝食の時間まで後4分。
それまでに気づくかな?それとも先に"とうさん"が気づくかな?
ディオは自分の身支度を終え、余裕の表情で朝食の席についた。
ドドド、とダイニングへ向かってくる足音がする。怒りながら、恥ずかしみながら、ジョナサン・ジョースターが呼ぶ。
「ディオぉぉおおお!!!!」
「どうしたんだ、ジョジョ?」
ディオ・ブランドーが笑いを堪える。
二人は仲が言い兄弟と巷では言われている。
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終わり。
初めてのディオジョナ。
フフー(笑