2012/05/16

今日の空

涼しげな蒼が沈んでいく夕日の朱を雲に帯びて、もう7時だと言うのに未だその明るさを保っている。
ふと、思い立ったかのように空を仰いだ。
「・・・主・・・」
ただ、それだけが心配でここまでソラウ様とやって来たのに、何も解ってはくれない理不尽なその人を脳裏に思い浮かべた。
早朝から痛む胸を左手で覆いかぶすように強く押しつけた。この感情は理不尽である主への不平不満から来るものなのでは、と思い、止まり、違うと知り。なら何だと思い悩む。かつて感じたことの無い様な痛み。
だが、グラニアに生前の最期感じたこの熱い想い。
ランサー、もといデイルムッドは、主、もといケイネスに、まるで乙女のような恋心を抱いていたことが発覚し、それに気づいたのはまさかの聖杯戦争、始まって最中のことだった。





とか、いう、小説誰か書いてくれ!

もちろん塗ればありで!