2013/12/26

アニメ紹介

この中二を誰かに見られたら死にそうになるけど、見られたら仕方ない。
仕方ないんです。
とても仕方ないんです。
私の妄想と想像とそれ以上のモノをいっぱい詰めたブログ。

それはそうと。

今回突然紹介したいと思う2つアニメがあります。


2013/12/15

本編1

基本的に、好きなものには正直になれない。
基本的に、嫌いなものには直球的だ。

「モリミ、明日のパーティーについてだが・・・っておい」
ぜはんぐが頭をぺし、とはたく。はっ、と気がつく。
手に3枚おりになった招待状を持っているぜはんぐを見て、思い出す。
『やっぱり行った方がいいのかな?』
とメモ帳に書き出すと、当たり前だ、と叱られた。
ぼくより数センチ身長の低い年上の雇われ暗殺者。

「で、今回は・・・」
ぜはんぐが地図を取り出して場所を確認した。19歳のぜはんぐの運転は荒いが、とても速い。予定よりもだいぶ早く着いてしまうことが多々ある。
まぁ、遅れるの良いも良いのだが。
「ん?何時集合だっけ?」
ぼくは人差し指を宙に差し出す。
「一時か・・・今は12時、よし。余裕だな。」
本当ならば余裕とは言えない距離なのだが・・・。
「寄り道をしていこう。」
どこへ?
「良いトコロ、だ。」
ぜはんぐはそのまま車をアーケード街の近くへと停めた。

「ほら、見てみろ。懐かしいだろう?」
懐かしいと言われれば、確かに・・・と言いたくなる。高校の帰り道によく通っていた道だ。
元来、この年齢ならば誰でも学校に通い、同世代の子供たちと戯れているはず・・・しかしぼくは少しばかり他の人とは違っていた。
親の財産を受け継ぎ、今は世界でも指折りの大企業CEOをしている。
もちろん任意だが、選択肢は一つしかなかった。
「ここで初めて会ったな。」
ぼくはここで初めてぜはんぐに出会った。
暗殺されそうだった時に、ぜはんぐをタイミング良く雇っていた宮本のおかげで、ぼくはぜはんぐと出会った。
「ここは時間が止まったように静かだなー」
もちろんだ。
何故なら、ぼくが止めた。






続く。