2016/03/18

ぜはんぐ 朝練





ぜはんぐ、朝の練習。

拳銃の腕前は右に出る者は居ないとして、ナイフの腕前は然程上手ではない。
もちろん森見やエリック達と出会う前の光景だ。
ハンガリーにある林を1区だけ買い取り、そこで練習できるようにしていた。
近くに車庫を一つ置き、そこで練習時に持つを置いていた。
ちなみに武器の貯蔵はそこにもある。
森見やエリック達と出会ってからは武器の調達に2~3度行く程度だ。



ちなみに、ぜはんぐはここでエイミングセンスをここで養う。学べる師は誰もいない、頼れる大人は誰もいない、齢6歳にして自分の道を殺し一本で占める。そんな中、初めて人を殺して手に入れた金を、生活にではなく、自分の技術を磨くために全て使った。覚悟をより明確にするためであったとしても、この子供離れした精神力で彼はこの後も19歳になるまで殺し屋として様々な依頼を持たされても正常な判断が出来るようになっていた。
生まれつき皮膚の一部が爛れていた左目もインパクトが強く、殺し屋の中では「いかれた」分類に置かれていたのはまた別の話である…。