2012/08/21

カチャリカチャリ、と音をたてて私立中学の制服のズボンのベルトがほどかれる。
そこに顔を押し付けられて吐き気がした。

「なんだって、できるんだろ?」

切りつけられるような鋭い眼差しが心臓に突き刺さった。



「 っく、 はぁ、 あ ぁぁ、・・・っ ぅっ 」
音をたてて口の中に上級生の陰茎を押し込んだり引き抜いたりされる。

「ちゃんと舌使えよ。」
「歯なんかたてるなよ。」
「ほら動けよ。」

命令を出されて、ただただその通りに体を動かす。舌の上に先端部を転がし、舐める度に液体がでろり、垂れてくる。何か、とは言うのは不自然だがここは敢えて。
—我慢出来ない奴だな・・・
覚めた思考で、そう思った。

不意に自らの下からも強烈な違和感を感じた。ギュッと掴まれた尻。五本の細い相手の指で揉み出された自らの尻は嫌だと悲鳴を上げた。
勃起する訳もない自分の陰茎に指を擦られて鳥肌が全身に無造作に立った。
相手の荒い息遣いが上から聞こえてくる。

「はぁ はぁ んっ・・・ぁ 」
気持ち良さそうに唸る上級生。
—こっちは早く抜けたい為に必死なのに・・・!


そう、ここから脱出出来る条件は一つ。
彼らの性処理を行う。



口の端から漏れ出す唾液と相手の汁が混ざり合い、強烈な臭いが鼻につく。瞬時に噎せた。
喉からゲホッゲホッと涎が吐き出される。
それをみて気分が上昇したのか、一気に陰茎が反り上がった。

「、ぁあ、っはぁああぁ・・・!」

大きな声につられて、陰茎から勢いよく精子が射精された。
顔にかかったが目に入らなかったのが幸いなことだ。
私は大きくため息をついて、「一人、」と呟いた。


「こっちも、だぜ?」
私の頭を乱暴に掴み上げ、先程イったばかりの男子生徒を押し退けた。

「はぁ はぁ っ・・・」
疲れた顎を上に上げながら二人目のモノにだるけた上唇を付ける。喉のの奥に陰茎の生臭い臭い充満する。
突っ張った先端部を舌で解しながら無理に口に押し込む。喉の奥につきて前だ。
喘ぎ、快楽の絶頂にいる上級生は、無意識の内に私の頭に手をかける。陰茎に向けて押さえつけられて苦しくもがく。が、それに気づかないのか、相手は体を震わせながら快楽に悶える。