2011/08/07

腐兎虎 小小小説

※注意
腐ってるよ!
全体的にバニーちゃんがおかしい。






「・・・っ あっ ぁ 虎徹っさ、ん・・!」
耳元で囁かれる甘い声に虎徹は耳を傾けた。
「んー どぉった、バニーたん。」
口に食べ物を含みながら虎徹は自分の名前を呼ぶ目の前のイケメン(基ハンサムことバーナビーブルックスジュニア)に指を突き出した。
「こっ こ・・・のジャムのフタが開きません!」
バンッとガラス製のビンをテーブルの上に乱暴な形で乗せるとその振動で朝食(こてっちゃん特性オムレツとソーセージと食パン×2)を乗せた皿がガタガタと震えた。
「・・・ゴム、付けたら?」
「はぁ?!  あぁ、輪ゴムですか。そうですね。付けましょう。」
「おい。お前いま完全に違うこと考えてただろう。」
「はっ なにを。そんなこと言ったらおじさんだって最初の僕の台詞でちょっと勃起したじゃないですか。処理してあげましょうか?」
「はぁ?? たってねぇよ。 お前こそ朝からなんなんだよ。おじさんがご飯食べてるときにずっと口ばっかみやがって。」
「それはおじさんの口元が汚いからですよ。早く顔洗って髭剃ってきてくださいよ。」
「そんあ汚くねぇよ!」
虎徹は読んでいたデイリータイムズ(新聞)を綺麗に畳んで朝食台の上に置いて席を立ち上がった。
「あー はいはい、今すぐ洗ってきてくださいね。」
そう言うと虎徹が置いた新聞紙を手に取り自分の前で広げて読み始めた。
虎徹は頭をぐしゃぐしゃと掻きながらトイレへ足を運んだ。
バーナビーは含み笑いをしながら記事に目を通した。
一面の記事にはキングオブヒーローの話でいっぱいだった。他の記事もキングオブヒーローやそれにまつわる物でもちきりだった。
特にその中でもバーナビーの記事は多く書いてある。
そこで一際目を引くのは大々的に書かれているバーナビーの記事なのだが―・・・「?」本人でさえその内容に目を疑った。
『キングオブヒーローが熱愛?!』
記事の内容によれば現キングオブヒーローバーナビーブルックスジュニアは女優・アンジョリージョーリーと昨夜熱愛し、そのままホテルへ。という事らしい。
が、実際の話、バーナビーは昨晩、シャンパンやらワインやらウォッカやらを餌にして虎徹を自宅へ招き、そこで楽しく晩御飯(虎徹)を頂いたわけなのだが。
そんなホm・・・アレなバーナビー相手にそんなうわさが発っても本人はどうでも良いし、なにより気にしないのだが、朝からなぜか虎徹の様子がおかしいのだ。
(・・・まさか、この記事のせいで?)
バーナビーことハンサムは思う。が、最終的に虎徹が返ってきたときに考えようとしてそれを忘れた。


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と、まぁ、5分後に虎徹が返ってきてバニーはすっかり忘れてるから普通に朝食終わらせて新聞をテーブルの上に置いちゃうわけですよ。しかも例の熱烈の記事を表に。で、こう、「なんでさっき機嫌わるかんたんですか?」とか例のハンサムスマイルで聞いたら虎徹が赤面しながら「いや、別にオレがお前に昨日の晩ヤられたのは知ってるって言うか体験したからそんなことわかるんだけど、やられたからわかるんだけど、その報道されてる奴なんかに嫉妬もなにもしてないし、表ざたになってるからテレビの前の良い子から見たらちょっと取られた感あるから嫌だとか思ってねえぇかんな!!!!!」とか言うわけなんですよ。けど、当のハンサムは忘れてるからは?ってなって、で記事思い出して、でそんなかわいい虎徹を前にして我慢できなくなって掘っちゃうわけなんですけどね。

うん!

そこまで書くのがめんどくさいというか時間が無かったのでちょっとパソコンで打ってみただけなんだ!

てへへ★ではまた来週!!!!!